レッスンの後、生徒さんの弟くん(幼稚園児さん)が私に聞きました。
「今日のご飯は何?」
「今日はね、私はお料理しない日なの。だから今日は何が出てくるかわからないの。」
以前、私が半年ほど病気で入院したことがきっかけになり、我が家は夫も普通に料理をします。やむを得ず作っていたら(入院先からメールで沢山、褒めました。笑)、料理好きの一面を見いだしたようで、週末になると、自分の飲みたいお酒に合わせてせっせと料理を作るのです。
弟くん、しばらく考えた後、
「今日はお誕生日?」
なんて可愛らしい!
思わず笑みが溢れました。
(もちろん、その日は私の誕生日ではありません。)
さて土曜日、夫がシシケバブを作りました。
スパイスを入れたヨーグルトに鶏肉を漬け込み、串に刺して焼くトルコ料理だったのですが、赤ワインによく合ってとても美味しくいただきました。
トルコと言えば、ヨーロッパとアジアの文化が交わり、古くから様々な文明が栄えたところ、また、きのこような岩があったり‥いつか行ってみたい国の一つです。
音楽ではモーツァルトやベートーヴェンのトルコ行進曲が思い浮かびます。
インターネットはおろかテレビや飛行機もなかった当時、トルコの音楽や文化はヨーロッパの人々に新鮮な驚きをもたらしたのでしょう。
ところで、モーツァルトやベートーヴェンもシシケバブを食べたのかしら。